■ボード工事について
軽鉄材などの下地材に石膏ボードを張る工事です。
おもに内装で壁や天井のクロス貼りや塗装の前の工程作業で、この部分が壁の下地になります。
建築物の内装工事における壁・天井のほとんどが、この工法を使用しています。
石膏ボードとは、芯材に石膏を入れたボード(板)で、
PB(プラスターボード)とも呼ばれています。
下地材として使用する場合と、表面に化粧シートを張ってあるものは仕上げとして、どちらも壁・天井などに使われます。
石膏ボードのほかにも、岩綿吸音板・珪酸カルシウム板・フレキシブルボード等も同様に使用されています。
■ボード工事の利点とは
加工性、施工性にすぐれています。
防音、遮音性能に優れ耐アレルギー性能ににも優れています。
■GL工法とは
「ジプサム ライニング工法」の略です。
接着剤の塊をダンゴ状(GL団子)に壁に盛りつけて、
石膏ボードを貼り付ける工法です。
■GL工法の利点とは
コンクリ-トの不陸直し、下地調整及び下地骨組を必要としないため
作業の省力化によるコストの低減をしながら、部屋面積をが広くとれるところです。
■GL工法の注意点とは
戸境壁などに採用した場合に太鼓現象と呼ばれる遮音の問題が出てくる場合があります。